「平屋って後悔しない?」と聞かれることがあります。
結論からお伝えすると、4年住んで後悔したことはありません。
ただ、防犯・日当たり・収納・暑さ寒さ・プライバシー…
平屋にはよく言われるデメリットがたくさんありますよね。
「本当に大丈夫なの?」と不安に思っている方も多いと思います。

実際に住んでみて気づいた「これは困った」という部分もあります。
この記事では、築43年の中古平屋に4年間暮らしたわが家の実体験をもとに、よく言われるデメリットの実態と本当に困ったことを包み隠さずお伝えします。
- 平屋のよく言われるデメリットが実際どうだったか
- 築古平屋に住んで本当に困ったこと
- 後悔しないための対策
平屋を選んだ理由:階段のある生活が不便に感じたから

わが家が最初から平屋を探していた理由は、旦那さんとの同棲がきっかけです。
それまで階段のある家に住んだことはありましたが、子どものころだったので不便さをあまり感じていませんでした。
旦那さんとの同棲で久しぶりに「階段ありの賃貸」で暮らし始めたとき、初めてその不便さを思い知ることに。
洗濯物を抱えて2階へ。
重い荷物を抱えて2階へ。
具合が悪いときも2階へ…。

「当たり前」と思っていたことが、急に「なんで階段登らなきゃいけないんだよ」と感じるようになりました。
それ以来、「次に住むなら絶対に平屋」と心に誓い物件探しをしました。
よく言われる平屋の後悔ポイント、実際はどうだった?
平屋を検討していると、さまざまな「心配」を耳にしますよね。
わが家の実例をもとに、一つずつ正直にお答えします。
日当たり・風通しが悪い?→あまり気にならない

わが家の場合:ほぼ気になりません。
これは田舎に住んでいるため、隣家とそこまで近くないからです。
右隣は少し近いのですが、西側なので日差しへの影響はほぼなし。
お隣もわが家が平屋のため、日当たりを遮られる心配もありません。
風通しも快適です。
ただし、隣家との距離が近い都市部では影響が出やすいと思います。
土地選びの段階で日当たりをしっかり確認してください。
防犯面が不安?→防犯カメラを設置

わが家の場合:対策で解決しました。
「平屋は全部屋が地上階だから危ない」とよく言われます。
ただ、2階建てでも1階の窓は同じ条件なので、個人的にはそこまで気になりませんでした。
とはいえゼロリスクではないので、防犯カメラを設置。
また、ガレージを建てたことで外から見えにくい部分も増えたので、防犯面でも安心感が上がりました。
収納が足りない?→ガレージで解決

わが家の場合:最初は足りませんでした。でも解決済みです。
平屋は2階がない分、収納スペースをしっかり確保しないと物があふれがちです。

最初はその壁にぶつかりました。
わが家はガレージを建て、使用頻度の低いものをそちらに移動したことで、今は快適に暮らせています。
平屋を検討中の方は、以下の点を意識しておくことをおすすめします。
- 収納スペースを多めに確保する
- 物置を庭に設置などの外部収納を活用する
夏暑く、冬寒い?→夏暑く、冬寒いです!

わが家の場合:築古なので正直、夏は暑く冬は寒いです。
築43年の平屋なので断熱性能は高くありません。

初めて越した冬は、床が冷たすぎて子どもが室内でしもやけになりました。
現在は夏はエアコン・冬はファンヒーターとホットカーペットで対応していますが、今後は断熱・寒さ対策も取り入れていく予定です。
新築であれば断熱性能の高い仕様を選べますが、築古の中古平屋を選ぶ場合は、断熱リフォームの費用も含めて計画しておくことが大切だと感じています。
生活音が筒抜け?→あまり気にならない

わが家の場合:あまり気になりません。
平屋は音が伝わりやすいと言われますが、わが家は家族みんな同じ空間にいることが多く、あまり気になりません。
昔の家なのでやや大きいのも、気にならないひとつかもしれません。
両親や義両親が泊まりに来たとき、子どもが親の寝ている奥の部屋まで遊びに行きますが、音でトラブルになったことはありません。
実際に住んでみて気づいた、想定外だったこと

よく言われるデメリットよりも、実際に住んで「これは想定外だった」と感じているのがプライバシーの問題です。
わが家の目の前は工業地帯につながる道路で、すぐそばに信号があります。
引っ越してきた当初はフェンスも塀もなかったため、庭が完全に丸見えの状態でした。

草抜きをしていても、子どもと庭で遊んでいても、信号待ちの車からじっと見られます。
現在はガレージを建てたことで縁側まわりは見えにくくなり、リビング側はカーテンで対処しています。

ただ旦那さんには「塀を建てたい」と常々伝えています。
これは今後解決していきたい課題ですね。
プライバシー対策として、以下の方法が有効です。
- フェンスや目隠しパネルの設置
- 植栽や生垣で視線を遮る
- ガレージや外構で死角をつくる

実は家を購入したとき、道路側に切られた生け垣がありましたが、管理ができないと考え取り除きました。
ガレージはある程度視線を遮ることができましたが、リビング側がいまだに丸見え状態。
土地を選ぶ段階で、道路との位置関係や視線の入り方を確認しておくことが大切です。
平屋に住んでよかったこと

後悔ポイントをお伝えしてきましたが、総合的には平屋を選んで本当によかったと感じています。
一番実感しているのは、階段がないだけで日常がこんなに楽になるということ。
重い荷物もそのまま運べるし、洗濯物もワンフロアで完結。
子どもを抱っこしたまま移動できます。

具合が悪いときでも、這ってでもトイレに行けます(笑)。
そして地味ながら毎日感じるのが夜中のトイレの楽さです。
暗い中で階段を上り下りする必要がない。
これは、住んでみないと気づかないメリットだと思います。
掃除も、ワンフロアで済むので効率的です。
水害リスクはどう考えた?

平屋のデメリットとしてよく挙げられる、水害リスクについても触れておきます。
実は家を探していたとき、旦那さんがかつて住んでいたアパートの近くで川が氾濫したことがありました。
その経験があったため、物件探しの段階でハザードマップをしっかり確認しました。
今の家はやや坂の上にあり、近くに小さな川はありますが、ハザードマップ上では家への影響がない場所です。
水害リスクは「平屋のデメリット」というより、土地選びの段階でしっかり確認すれば回避できることだと考えています。
中古平屋を選んで感じること

新築平屋と中古平屋では、維持費や状態の面で違いがあります。
築43年のわが家は、住み始めてから水道管の水漏れなど、経年劣化によるトラブルも経験しました。
築古物件を選ぶ場合は、購入前のホームインスペクション(住宅診断)や、修繕費の積み立てを意識しておくことをおすすめします。
その分、価格は新築より大幅に抑えられるのが魅力。
わが家は1,498万円で購入でき、その差額をDIYや修繕にあてられています。
まとめ:平屋で後悔したことはない!平屋最高!

4年住んで、2階建てにすればよかったと思ったことは一度もありません。
住んでみて気づいたプライバシー問題(信号待ちの車に丸見え)は、現在進行中の課題ですが、フェンスや外構で対策できることです。
夏の暑さ・冬の寒さも、断熱対策やよしずなどで改善できます。
「平屋で後悔するかどうか」は、土地選びと間取りの段階でどれだけ対策できるかにかかっていると感じています。
平屋を検討している方の参考になれば幸いです。
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